なぜ「3回」に分けるのか
結婚式スピーチのレッスンを手がける実務者の方が、自身が担当した式で「開宴前・披露宴中・お開き後に、撮った写真や動画をアップしてほしいと何度かアナウンスした」と体験を書き残しています。卒花さんのあいだでも、ゲスト卓やウェルカムスペースにQR/LINEサインを置いておき、式後にグループLINEでお礼とともにアップを依頼した、という事例が紹介されています。一度きりの呼びかけより、タイミングを分けて重ねるほうが集まりやすそうです。これらの知見をもとに、本記事では声かけを3回に分けて役割を変える構成を編集部から提案します。
ポイントは「3回とも同じことを言わない」。回ごとに役割を変えると、しつこくならずに効きそうです。
3回それぞれの役割
重複感をなくすコツは、各回でゴールを分けること。下のカードのように「周知 → その場で撮影 → 締切とお礼」と段階を進めます。
こんな人は
開宴前
やり方を周知する
QRの場所・参加方法を伝える。「アプリ不要・読み取るだけ」を明言。
こんな人は
披露宴中
今この瞬間を撮ってもらう
各卓フォトラウンドやケーキ入刀など、スマホを手に取る場面に合わせる。
こんな人は
お開き後
締切とお礼を伝える
式後の依頼に添えて、提出の期限とお礼の一言を。
① 開宴前のアナウンス台本
目的は「やり方の周知」。新郎新婦の入場前、ゲストが着席して落ち着いたタイミングで読み上げます。QRの設置場所をはっきり伝えるのがコツ。
QR写真共有のガイド(noalulu)では、席次表・ウェルカムボードなど3箇所以上に置くと参加のハードルが下がる、と推奨されています。
ゲストの皆様、本日はお越しいただきありがとうございます。本日は、皆様が撮影されたお写真を、おふたりと共有していただける仕組みをご用意しております。お手元の席次表、そして受付・ウェルカムスペースに、写真共有用のQRコードをご用意しております。スマートフォンのカメラでQRコードを読み取るだけ、アプリのインストールは必要ございません。本日撮影されたお写真を、ぜひそちらからアップロードしてくださいませ。皆様お一人おひとりの目線が、おふたりの大切な一日の記録になります。どうぞよろしくお願いいたします。
② 披露宴中のアナウンス台本
目的は「今この瞬間を撮ってもらう」。プロ司会のサンプル台本では、お色直し入場(再入場)の前に「カメラ・ビデオもご準備ください」と案内する例があります。続く各卓フォトラウンドでは「素敵な笑顔で囲んで差し上げてください」と促す流れです。スマホを手に取る自然な場面に合わせ、ここに写真共有のお願いを一言添えます(QR共有の依頼は元の司会台本にはない、本記事での追記です)。
QR写真共有のガイド(noalulu)では、ケーキカットやお色直し入場前など、ゲストがスマホを手に取るタイミングでの案内が効果的とされています。
ゲストの皆様、ここからおふたりが皆様のお席をひとつずつ回ってまいります。よろしければ、カメラ・スマートフォンをご準備ください。おふたりがテーブルにいらっしゃいましたら、ぜひ素敵な笑顔で囲んで差し上げてくださいませ。そして撮っていただいたお写真は、ぜひ席次表のQRコードからアップロードをお願いいたします。皆様の撮ってくださった一枚が、このあとの大切な思い出になります。
(応用)会場スクリーンに映る場合の一言
送った写真がその場でスクリーンに映るタイプの共有なら、それ自体が次の投稿を誘います。司会から軽く触れると、会場の一体感も生まれます。
PhotoBless はQR招待(アプリ不要・1スキャンで参加)で、集まった写真を会場スライドショーに連動できます。
皆様がアップロードしてくださったお写真は、このあと会場のスクリーンにも映し出されます。ご自身の撮った一枚が大画面に登場するかもしれません。ぜひ、たくさんのお写真をおふたりと分かち合ってくださいませ。
③ お開き後のアナウンス台本
目的は「お礼と締切のリマインド」。卒花さんのなかには、式後にグループLINEでお礼とともにアップロードを依頼した、という事例があります。お見送り前にも一言添えると、リマインドになります。
提出の締切(例: 翌日まで)を一言添えると、「あとで」を防げます。
皆様、本日は最後までおふたりの門出をお見守りいただき、誠にありがとうございました。最後に、ひとつだけお願いがございます。本日撮影されたお写真がございましたら、ぜひ席次表のQRコードからアップロードをお願いいたします。皆様の目線で残してくださった一枚一枚が、おふたりにとってかけがえのない宝物になります。本日は本当にありがとうございました。お気をつけてお帰りくださいませ。
台本を使うときのチェックリスト
司会者さんに渡す前に、ここだけ自分たちの式に合わせて差し替えれば完成です。
数の目安より「役割を分けて3回」。同じ呼びかけを繰り返すより自然に効きそうです。
- 「席次表のQRコード」など、自分たちの設置場所に文言を合わせる
- QRは席次表・ウェルカムボードなど複数箇所に設置する(noalulu は3箇所以上を推奨)
- 「アプリ不要・読み取るだけ」は毎回入れて参加の不安を消す
- 披露宴中の回は、各卓フォトラウンドやケーキ入刀など実際の進行に合わせる
- お開き後の回に提出の締切を入れる
- 会場スクリーン連動がない式は、応用パートの一言は省く
集めるときの工夫まとめ
卒花さんや実務者の知見からわかる、写真が集まりやすくなる工夫を整理しました。むずかしいことはなく、ちょっとした声かけと導線づくりがカギです。
完璧な台本より「タイミングと役割分担」。気負わず、自分たちの式に合わせて使ってみてください。
- 事前にゲスト卓・ウェルカムスペースへQR/LINEサインを置いておく(卒花さんの事例より)
- 「アプリ不要・読み取るだけ」と毎回伝えて、参加のハードルを下げる(noalulu の推奨)
- ケーキ入刀やお色直し入場など、スマホを手に取る場面に声かけを重ねる(noalulu の推奨)
- 式後にお礼とともに、もう一度アップロードをお願いする(卒花さんの事例より)
- 会場スクリーンにリアルタイムで映る共有なら、それ自体が次の投稿を誘う
All in one
集める・盛り上がる・残す
を、ひとつで。
QRで集めた写真をその場で会場スクリーンに映し、AIフォトコンテストで盛り上げ、式後はダイジェスト動画やフォトブックに仕上げます。
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